日本国内では、健康保険証が1枚あれば、全国どこでも病院を受診することができますが、海外の医療事情は日本とは大きく異なります。海外出張や海外赴任の前には、「厚生労働省 検疫所 FORTH」や「外務省 世界の医療事情」のページなどで、現地の医療事情を調べておくとよいでしょう。それぞれの国や地域ごとに、その地域の気候と、気をつけたい病気、必要な予防接種や、医療情報などが、わかりやすくまとまっています。
また、海外勤務の際には、会社が契約している海外向けの保険などに、医療電話相談のサービスがついていることがあります。病気やケガをしたとき、24時間いつでも、日本語で相談ができ、現地の医療機関の紹介や予約、医療通訳などのサポートが受けられます。健康保険やクレジットカードなどに同様のサービスが含まれていることもありますので、事前に確認しておきましょう。