時には、コンピュータから離れて、紙のノートで作業をするのもいいものです。ペンを持って手を動かしているうちに、ふと、アイディアが浮かんできたり、考えがまとまっていったりと、紙とペンには独特の良さがありますよね。
これまでいろいろなノートを使ってきましたが、ここ数年はリヒトラブのツイストリングノート(A5サイズ)を使っています。ツイストリングノートは、一見、ふつうのリングノートのように見えますが、実は、ルーズリーフのようにページを取りはずすことができるのです。
つまり、書き込んだノートの順番を入れ替えたり、ノートを外してスキャンしたり、別のノートに整理したり、自分の使いやすい用紙を印刷して使ったり、活用方法は無限大です。それでいて、普通のリングノートとほぼ同じ厚みで、コンパクトに持ち運べるところが気に入っています。
ツイストリングノートを活用するための便利グッズ
ツイストリングノートと一緒に使うと便利なグッズをいくつかご紹介します。ひとつはリングノート用リムーバーです。これは、市販のダブルリングノートのとじ金具を簡単に外せる道具です。
ツイストリングノートは、一般的なルーズリーフとは穴の間隔が違うため、専用の用紙が必要となるのですが、無印良品のダブルリングノートのサイズがぴったりなので、この道具を持っていればコンビニなどで気軽に用紙を補充できます。無地のノート用紙に好きなテンプレートやカレンダーなどを印刷すれば、自分だけのオリジナルのノートを作れます。
もうひとつの道具は、ツイストリングノート用のパンチ穴を開けられる、ワンサードパンチです。A4サイズの資料にも穴を開けておけば、おりたたんでノートに綴じられます。少し変わった使い方だと、お気に入りの写真などを綴じておくこともできます。
固形蛍光マーカー テキストサーファーゲル
ついでに、ステッドラーの固形蛍光マーカー テキストサーファーゲルもご紹介しておきましょう。一般的な水性の蛍光ペンでは、インクジェットプリンタで印刷した文字や、ペンで記入した文字がにじんでしまうことがあります。テキストサーファーゲルは固形タイプのインクを使っているので、にじみが少なく、裏写りしにくいという特徴があります。
また、最近では、ペン立てになるペンケースが人気ですが、その中でもサンスター文具のDELDEが容量も大きく、使い勝手もいい感じで、気に入っています。
自分流の色分けルールを決めておく
ノートをとるときには、後で見やすいように色分けのルールを決めています。仕事のノートで最も大切なのが「タスク」と「イベント」です。どんな作業をしなければいけないとか、何月何日に何があるというような項目には、一番目立つ色をつけています。
ただ、会議中など、色分けをしている余裕がないときには、赤黒のボールペンだけで記入しておき、後でノートを見直しながら色分けを行なっています。このとき、タスク管理ソフトやカレンダーソフトなどにも情報を転記します。
その他、ページの左側には縦線をひき、見出しや日付の記入場所と、ノートの内容を記入する場所をわけています。この縦線は、無印のダブルリングノートの用紙に、プリンターで印刷したものです。また、ひとつのトピックを書き終えたら、横に区切り線をひくようにしています。