タスク管理ソフト OmniFocus を長年愛用しています。どんなタスクもすべて登録してあるので、「あれ? ○○って、するんだっけ? しなくていいんだっけ?」とか「確か、今月、○○の作業をしなくちゃいけないんだっけ?」などと、あやふやな記憶に悩まされることがなくなります。Mac、iPhone、iPadと常に同期してくれるので、どこにいてもOmniFocusを頼りに目の前の作業に集中できます。
そんなOmniFocusも、残念なことにWindowsには対応していません。Web版もないため、Windows PCを使っているときには、iPhoneやiPadのOmniFocusを使うことになります。WindowsとOmniFocusをどのように連携して使っているのか、2012年にも記事を書きましたが、その時と環境がかなり変わっているので、新しく記事を書き直すことにしました。
(1) タスクの送信はメール経由で
Windows PCからタスクを登録したいときは、OmniFocus MailDropという機能を使います。これは、OmniFocus専用のメールアドレスを取得し、そのアドレスにメールを送信すると、メールの件名がタスク名に、本文がタスクのメモに登録されるというものです。締め切りやプロジェクト名などの情報は登録できませんが、とりあえずのタスクの登録には十分です。
Mac版のOmniFocusなどでは、ショートカットキーを使って、タスク登録画面をいつでも呼び出すことができますが、Windowsでも「ショートカット」を使えば、これと同じことを実現できます。
まず、OmniFocus用のアドレスあてに新規メールを作成し、件名や本文を記入しないまま、そのファイルをPCに保存します。次に、そのファイルのショートカットを作成し、そのショートカットのプロパティ画面を開きます。そこに「ショートカットキー(K:)」という設定項目があるので、例えば Ctrl + Alt + N など、好きなキーを登録します。これで、そのキーを押すと、いつでもメール作成画面が開くようになります。
(2) キーボードはLogicool K780を利用
Windows PCには外付けキーボード Logicool K780 を接続して使っています。このキーボードはUSBレシーバーとBluetooth機能を同時に使い、最大3台までのデバイスを登録しておけます。例えば、1番にWindows PC、2番にiPadを登録しておくと、両方をワンタッチで切り替えながら操作できます。
また、K780キーボードには、スマートホンやタブレットを立てておく溝がついているので、iPadのOmniFocusの画面を参照しながらWindowsで作業を行えます。価格は少々お高めですが、キーボードの打ち心地もしっかりしていておすすめの一品です。(同等の機能で半額以下のLogicool K370キーボードもあります。キーボードの感触が若干ペコペコしていますが、お好みでどうぞ)。