音声認識ソフト AmiVoice SP を仕事に大活用してみる

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今日は、買ったばかりの音声認識ソフト AmiVoice SP を仕事に大活用してみました。

日々の産業医面談の内容を要約して短いサマリーを作成し、データベースに登録したり、印刷してカルテに貼り付けています。産業保健スタッフと面談の内容や今後の方針などを共有するための大切な仕事です。

いつもは1日の面談がすべて終わった後、夕方にまとめて作業しているのですが、今日は、面談が終わった直後にボイスレコーダーを取り出し、30秒〜1分程度の音声メモを残すという方法を試してみました。

夕方、音声認識ソフトを使って音声メモをテキストに起こします。1回のメモは文字数にすると150〜300文字くらいです。全てのテキスト化が終わった後、それぞれの面談サマリーを編集して仕上げます。一見すると、音声認識の分だけ手間が増えたようにも感じますが、実際には、これまで1時間以上かかっていた作業が、約40分で終わってしまいました。

どうやらこれまで「カルテを読み返して、面談の内容を思い出しつつ、画面とカルテを交互に見比べながら、文章を考えて入力する」という作業に、意外と時間がかかっていたようです。

ボイスレコーダーを用いた場合、面談の直後、まだ記憶が新しいうちに素早くメモを残せます。音声をテキストに起こす作業は、10分程度のすきま時間にも取りかかれますし、いちいちカルテを見直す必要もありません。音声をテキストに起こした後は、内容を要約する作業に集中できます。

このように「考えたことをどんどん吹き込む作業、吹き込んだ音声をテキストに起こす作業、テキストを編集する作業」を独立して、集中して行えることが、口述筆記のメリットなのかも知れません。