マインドマップ図を使ってブログの記事を書く

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ブログやメルマガの記事を考えたり、調べ物や講演のメモをとったりするとき、最近は上の写真のようなノートを書いています。これはマインドマップという図解法で、中心となるテーマを中央に書き、そこから自由に枝を伸ばしながらメモを取る方法です。紙面の許す限りいくらでも枝を追加できたり、関係のある部分を線で結んだりと、話の順序を気にせず好きなように書けるのが特徴です。

マインドマップを使ってネタをまとめる

マインドマップを使ってブログの記事をまとめた例を紹介します。まず、ノートの真ん中にテーマとなるキーワードを書きます(腫瘍マーカー)。そして周囲に枝を伸ばしながら、連想されるキーワードを思いつくまま書きます(癌の細胞が作る物質、偽陽性と偽陰性、簡便、癌検診、PSA、PETなど)。

それぞれの項目から枝を伸ばし、わからないところは本やネットで調べながら書いていきます。関係のありそうな部分は線で結んだり枠で囲んだりします。ときどき全体を眺めて文章の流れを考え、ネタが不足している部分があれば枝を加えて書き込んでいきます。

できあがったのが上のマインドマップ。あっちこっちへ矢印が飛ぶ、ずいぶんまとまらない図になりました。この中から「腫瘍マーカーの限界 → PSAの基準値 → 癌検診の受け方」という順番でネタを拾い出して書いたのが「腫瘍マーカーじゃ、ガンは見つからない?」という記事です。

マインドマップをMindManagerで清書してみる

思いつくまま好きなように書けるのがマインドマップ図のいいところですが、思いつきすぎると上のような見づらい図になります。そこで、マインドマップ作成ソフトMindManager(体験版)を使って内容を整理してみました。エンターキーで同列に項目追加、インサートキーでサブ項目の追加、カーソルキーで項目間の移動など、キーボードだけでサクサク入力できます。また、マウスでドラッグ&ドロップするだけで項目を自由に整理でき、色を変えたりアイコンを追加したりとやりたい放題です。

うーむ、なんだか非常にすっきりまとまりましたね。これをアウトライン形式のファイルで出力すれば、そのまま文章の骨組みにもなります。MindManager、けっこう使いやすいなぁ。高いけど買っちゃおうかしら。どうせ英語版しか無いので、日本の代理店を通すより海外のサイトから買ったほうが安いかも(ダウンロード販売で199ドル)。

ちょっと気づいたのは、「つれづれとアイディアを出すときのマインドマップ」と、「知識を体系的に整理するときのマインドマップ」と、「記事の原稿を書くときのマインドマップ」とでは、テーマは同じでも構成がまるで違ってくると言うこと。まあ、当たり前のことかもしれませんけどね。