ある事業所でストレスマネジメントの講演をすることになりました。今回もBeyond Bullet Pointsメソッドを用いてプレゼンの準備をしたわけですが、時間がどの程度かかったのか、作業工程を振り返ってみることにしました。
- 打ち合わせ(1時間)講演の目的など、先方の要望をうかがい、講演の内容を決定します。
- 材料集め(3時間)参考資料を集め、盛り込む材料をマインドマップに整理します。
- ストーリー作り(2時間)マインドマップを参考に、ストーリーの骨格を3×3×3形式で組み立てます。
- セリフ録音(3時間)ストーリーを見ながら、実際に講演をしているつもりでボイスレコーダーに吹き込みます。
- 書き起こし(4時間)録音を書き起こすことで、話し言葉に近い自然なセリフが書けます。
- 推敲(2時間)書き起こしたセリフを印刷して推敲。1晩寝かせて2〜3回繰り返します。
- 絵コンテ(2時間)ストーリーとセリフを見ながら、スライドの絵コンテを紙に描きます。
- 素材集め(2時間)絵コンテを見ながら、写真やイラスト、図、グラフなどの素材を集めます。
- スライド作成(3時間)PowerPointを立ち上げて、絵コンテに沿ってスライドを作ります。
- セリフ修正(2時間)完成したスライドを再生しながら、再度セリフを修正します。
- 配付資料作成(2時間)講演を要約したHand-outや実習プリント、アンケート用紙などを作ります。
- リハーサル(2時間)リハーサルで時間配分や流れを確認し、セリフやスライドを修正します。
- 資料送付(30分)スライドや配付資料のファイルを先方に送ります。
※講演の時間:50分〜55分
※ダイアログ:約14000文字
※スライド:39枚
※作業時間合計:28.5時間
自宅でダラダラやったせいか、かなり時間がかかっています。セリフをすべて書き起こすかわりに、箇条書きやマインドマップ形式でまとめたりすると、時間が短縮できるかもしれません。