PanasonicのノートPC “Let’s note Y4”を購入して約1週間。大阪への出張にも持って行ったし、東京の本社で仕事もしたし、休みの日に持ち歩いてモバイルしてみたし、ひととおり使ってみたので、ここらでひとつ感想をまとめてみたいと思います。
■なぜY4なのか?
モバイルPCの選び方は人によっていろいろです。僕がLet’s note Y4を選択した理由は次の3つです。
- 14.1インチ 1400×1050ドットの大画面の作業性
- 光学DVDドライブ内蔵
- 東京→大阪間をDVDを観ながら移動できるバッテリー性能
■これぞY4! 1400×1050ドットの大画面
家で使っているメインPCの解像度もY4と同じ1400×1050ドット。つまり、出張先のホテルや勤務先でも、なにひとつ妥協せずに自宅と同じ作業性を手に入れることができるのです。
液晶パネルは光沢のないノングレアタイプです。視野角が狭く、上下左右に少し動かすだけで見え方が変わるのは残念です。通常のソフトに使用には全く問題ありませんが、微妙な色の表現や再現性が必要な作業、たとえば写真のレタッチなどには向いていないと思います。
■新幹線の中でDVDを観る!!
毎週、東京と大阪を往復しています。新幹線で片道2時間30分の道のりです。この時間を使ってblogの記事や報告書を書いています。最近はLet’s note Y4でDVDを楽しんでいます。光学ドライブを内蔵した2スピンドルPCならではですね。
画面の輝度を中くらいにしてDVDを再生し続けても、バッテリーは3時間30分ほど持つようです。ヘッドホンからの音が少し貧弱だと言われますが、僕はあまり気になりませんでした。14インチと液晶画面が大きいためか、ふつうにテレビを見ているようで、新幹線の移動時間があっという間にすぎてしまいました。
■ 怒濤のバッテリー性能!!
Let’s note Y4のバッテリー駆動時間は公称で7時間です。画面の輝度を中くらいにして、AirH”や無線LANなどで通信をしながら、だいたい5時間ほど使えます。DVDドライブを回しっぱなしだと3時間30分くらいでしょうか。
満充電の状態で東京を出発し、新幹線の中で30分ほど原稿を書き、そのあと2時間の映画を見て、神戸に到着した後、さらに1時間半ほど通信をしながら使うことができました。Let’s note T4のように、1日中バッテリーだけで使える! とか、1~2日は充電しなくても平気だぜ!! というほどではありませんが、僕の使い方ではこれで十分です。
■ まるいタッチパッド
Let’s noteシリーズの「顔」ともいえるまるいタッチパッド、感度もよくて快適に使っています。まるいフチにそって回転をはじめると画面スクロールができます。スクロールモードになった後は、フチをずっとなぞり続ける必要はなく、適当にぐるぐる動かしているだけでスクロールできます。
また、タッチパッドの角をタップしてブラウザの画面切り替えなどを行う「コーナータップ機能」にも対応しています。タッチパッドがまるいため、反応するコーナーの面積を少し広く設定しておくと良いようです。
■ キータッチ
僕はノートPCのような「パンタグラフ式キーボード」が好きなのですが、その中でもLet’s noteのキータッチは特に好みです。本体が大きいためキーボードのサイズも十分です。
ただ、スペースキーが長いため、変換キーが少し右にずれています。せめてJとKの真ん中あたりに変換キーがないと「変換キー + Yキー」の同時押しが難しくなり、エミュレーションソフトを使った親指シフト入力には不向きです。そのため、最近はまたローマ字入力を使っています。みたり、やっぱり親指シフト入力に戻してみたりしています。