コンピュータの何がイヤかと言って、OSの再インストールほど面倒なことはありません。しかも、クリスマスの日にそんな作業をする羽目になろうとは!
リカバリディスクでPCの初期化、Windowsのアップデート、CD-ROMを1枚1枚交換しながらアプリケーションのインストール、フォントのインストール、色々なソフトをダウンロードしてインストール、ユーザー登録、初期設定……!
こういう時、誰もが「ああ、ハードディスクのバックアップを取っておけばよかった!」と思うのですが、喉元過ぎれば熱さを忘れる、ということわざ通り、次に何かコトが起こるまで、バックアップのことなど完全に忘れてしまうものです。
Acronis True Image 8.0を使ってみる
しかし、今回ばかりは、ちゃんと対策を立てることにしました。「Acronis True Image 8.0」を使って、セットアップしたばかりの状態でバックアップを取ることにしたのです。
True Image 8.0の特長は、USBやIEEE接続の外付けハードディスクに対応していること。起動用のCD-ROMからPCを立ち上げると、外付けハードディスクをちゃんと認識し、そこからリカバリできます。体験版もあるので、手元のハードディスクの動作確認もできます。
バックアップ作業には2~3時間かかりますが、Windowsを起動したまま、他の作業をしながらでもバックアップできます。特に動作が重くなるということもありません。
そうそう、文書やメールのデータについては、毎日ACCUSYNCで同期をとっていたので、全く被害はありませんでした。いやー、バックアップって、本当に大事ですねー。
そんなわけで、今年はサンタさんは来ませんでした。