質問:職場から勤怠不良の連絡がなく対応が遅れるケース
復職後、しばらくは安定して勤務するものの復職後半年〜1年後くらいから徐々に勤怠が悪化している事例があります。体調の悪化のサインだと思うのですが、本人からも職場からも健康管理室や人事への連絡がなく、健康管理室が把握するのは、勤怠不良が2ヶ月ほど続いてからになります。健康管理室としてはどのように関わればよいでしょうか。
回答:ケースによっては健康管理室から定期的に問い合わせるようにする
復職後、勤怠や職場での様子の変化があったときには、変化に気づいた管理監督者から連絡をもらって、必要に応じて産業医面談などを行って体調をフォローアップすることが大切です。ただ、相談事例のように、なかなかそうした対応ができないケースもあります。そのときは、健康管理部門や人事部門から定期的に勤怠について問い合わせるようにしましょう。例えば、月に2〜3回、本人の勤怠について健康管理室から職場に問い合わせたり、勤怠管理を行っている人事担当部門に問い合わせたりするとよいでしょう。「本来は上司の方から連絡を取るべきだ」と、管理監督者からの連絡をずっと待っているだけでは、結果として対応が遅れてしまうことになります。