デジタル一眼レフE-330をさわっていると、コンパクトデジカメとの違いに驚くことばかりです。ポートレートや花の撮影で見られる美しい「ボケ味」は、絞りと焦点距離の関係で生じます。一眼レフデジカメでは、絞りの設定をちょっと変えるだけでその効果がよくわかります。
レンズの画角の違いによっても、写真の表情は大きく変わります。良いレンズはとても高価ですが「同じレンズさえ装着すれば同じような写真が撮れるかも…!」と、そんなことばかり考えてしまいます。
また、思いもよらない効能もありました。今までは「ちょっと大きくて分厚い」と思っていたFinePix F10が、E-330を使ってからは「とってもコンパクト」に感じられるようになったのです。コンパクトで持ち運びに便利なFinePix F10が、ますます好きになりました(笑)。
コンパクトデジカメでは「パッと撮ったらキレイに写る」ことで満足していましたが、デジタル一眼レフを構えていると「より美しく撮る」ことを意識するようになりました。どんな設定で、どんなレンズを使うと、どんな写真が撮れるのか、ネットに掲載されている色々な写真を食い入るように眺めています。
週末、晴れるといいなぁ。
(撮影: Olympus E-330, Zuiko Digital 14-54mm f2.8-3.6)