最高感度ISO 1600のコンパクトデジタルカメラFinePix F10を使って屋内コンサートを撮影しました。PanasonicのLUMIX FX5では被写体ブレが避けられなかった場面も手持ちでピタリと撮影できました。
職場の近くのビルでは毎週水曜日の昼休みにミニコンサートが開かれています。出張が多いのでなかなか見られないのが残念ですが、その美しい音色にはいつも聴きほれてしまいます。
さて、 雨の日のエントランスホールで、フラッシュを使わずミニコンサートを撮影する時、そんな時こそFUJIFILMのFinePix F10の出番です。オートモードでは自動的にISO 800まで増感されるので、照明を抑えた暗い屋内でもシャッタースピードは1/50~1/60秒となり、手ぶれの心配はありません。
以前、手ぶれ補正機能を持つPanasonic LUMIX FX5を使って同じコンサート風景を撮影したことがあります。最高感度のISO 200に増感してもシャッタースピードはせいぜい1/8~1/20秒で、被写体ブレを避けることはできませんでした。
もちろん、FX5もF10もコンパクトデジカメですから、暗いところではピントも甘く、ノイズも見えるし、画質もそれなりです。しかし、「今まで撮れなかったシーンが簡単に撮れるようになる」というのはこういうことなのだなあと、改めてFinePix F10の良さを実感しました。