メタルフィギュアの塗装はなかなか楽しいぞ

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友人に譲ってもらったメタルフィギュアに色を塗って遊んでいます。おなじ形のエルフの弓兵隊がたくさんあったので、まずはこいつで練習。配色、色作り、着色、どれも難しいのですが、いろんなサイトを参考にしながら何体か塗っているうちに、だんだんとコツがわかってきました。

メタルフィギュアは500円玉くらいの大きさなので、ただ色を塗っただけでは「べたっ」としてしまい、せっかくの細かい造形が台無しになります。そこで、凹凸を強調して立体感を出すように色を重ねていくわけです。そのための特殊な塗り方として、「ドライブラシ」と「ウオッシュ」という技法があります。

ドライブラシというのは、暗い色の上に明るい色を塗り重ねる技法です。明るい色の絵の具をつけた筆を、布などで水分をよくぬぐいとったあと、「とんとん」と軽く叩くようにしながら、メタルフィギュアの凸部に色を乗せていきます。少しずつ、少しずつ色を置いていくのがポイントです。

ウオッシュというのは、明るい色の上に暗い色を塗る技法です。下地に明るい色を塗ってよく乾燥させ、水でよく溶いた暗い色を薄く塗り重ねます。暗い色が完全に乾かないうちに、水をつけた筆でこすると、凸部の暗い色が洗い流されて凹部にたまるので、凹凸を活かした明暗の塗り分けができます。


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D&Dの発売元のWizards of the Coast 社のサイトでは、これらの技法も含め、フィギュアの着色法が詳しく解説されています。メタルフィギュア専門FM企画のペイントコンテストの応募作品のページや、Deus Ex Machinaの作品集のページにはすばらしい作例があります。またMiniature-Painting.netというサイトでは、おなじミニチュアを使った着色コンテストが行われていますが、塗り方によってまったく違うものになってしまうのは驚きです。

いや~。なかなか楽しいかもっ。