ドラゴンランス 『夏の炎の竜』 ~ Dragons of Summer Flame ~

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ドラゴンランス・シリーズの国内最新刊『夏の炎の竜』と、その原著版である『Dragons of Summer Flame』を読み終えました。ドラゴンランスというのは全世界で5000万部を売り、米国では続編・外伝を合わせて100タイトル以上が出版されている人気のファンタジー小説で、僕の一番のお気に入りです。英会話の講師に「Dragonlanceを読んでいるんだ」と言えばたいてい通じるところからも、海外での知名度がうかがえます。

この『夏の炎の竜』は、先ほど出版された『セカンド・ジェネレーション』の続きにあたる作品です。日本語で発売された上巻と中巻を読んだところ、その先が気になって気になって下巻の発売を待ちきれず、ついに原著に手を出してしまいました。

ネタバレは避けますが、これまでのドラゴンランス作品の集大成とも言える壮大なスケールの物語には、ただ感動あるのみ。主に活躍するのはキャラモンの息子のパリンなど、「ランスの英雄」の子供たちの世代ですが、未曾有の危機にさらされたこの世界を救うため「ランスの英雄」たちも、それぞれの場所でそれぞれの戦いに身を投じます。古くはヒューマの唱歌にまでさかのぼるドラゴンランスと神々たちの伝説は、再び人々の戦いと交差し、それは巨大なうねりとなって一気に物語のクライマックスへ押し寄せるのです!!

……なんだかよく分からない書き方になってしまいましたが、ドラゴンランスのオールドファンはぜひ読もうっ!! 『夏の炎の竜』、怒濤の下巻は3月19日発売予定だっ!!

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ちなみに日本語版はハードカバーのせいもあってか、1冊1800円と少々高め。上・中・下巻とそろえると5400円もかかってしまいます。原著版は608ページのペーパーパック1冊のみで完結していて848円……。日本語版でも原著版でも味わえる感動は同じですのでご心配なく。

また、海外で発売されているドラゴンランスの小説などは、Dragonlance.com: Products: Novels & Gaming: Product List に全て掲載されています。