新米弁護士となり、無実の罪に苦しむ依頼人を救う法廷アドベンチャー。関係者から事情を聞いて証拠品を集める「探偵パート」と、法廷でアヤシイ証人を追いつめる「法廷パート」から構成される。サイトには体験版が公開されており、ゲームの雰囲気をつかむことができる。ぜひ遊んでみよう。
収録されている4本のシナリオは特に行き詰まることもなく、ライトな小説やマンガを読むようにサクサクと進行する。良くも悪くもコミック的で、探偵モノ、推理モノとして見たときには登場人物の動機や行動に矛盾が目立ち、首をひねるようなシナリオ展開が多い。
しかし、そこにはあえて目をつぶって、「異議あり!!」 「ちょっと待った!!」という熱いセリフに盛り上がり、勢いにまかせて真犯人を追いつめるのがこのゲームの正しい遊び方だ。来年1月には続編の「3」が発売される。この手のアドベンチャーゲームって、久しぶりだなぁ。