寒さがこたえる季節になってきました。冬場は窓からの冷気や、窓の結露に悩まされますよね。そこで、今年は、プラダン(プラスチック製の段ボール)を使って二重窓を作ってみました。すでに2か月くらい使っていますが、とても快適に過ごせています。
用意するもの
作り方
プラダンを2枚、以下のサイズに加工します。窓枠にとりつけたときプラダンが重なるよう、窓枠の半分よりも少しだけサイズを大きくしてあります。この部分を広くしすぎると、窓のカギの開け閉めがしづらくなるので注意してください。
プラダンは加工しやすいので自分で切ってもOKですし、指定した大きさに加工してくれる通販サイトを利用してもよいでしょう。プラダンは半透明のクリアタイプがおすすめです。寝室など、外からの光を遮りたい場合にはブラックでもいいでしょう。
次に、プラダンの4辺を耐水性のあるガムテープ(布テープやダクトテープなど)で補強します。プラダンの端で手を切る心配もなくなりますし、テープの部分がクッションがわりになり、窓枠にぴったり密着するようになります。また、結露した水分やほこりがプラダンの中に入り込まなくなります。
写真では灰色のダクトテープを使っていますが、白色など、明るい色のテープを使ったほうがよいかもしれません。また、プラダンを動かすための取っ手もテープを利用して付けておきましょう。
最後に、突っ張り棒を3本つかってプラダンを窓枠に固定します。窓とプラダンの間に空気の層ができるようにすることで、簡易的な二重窓になり、断熱と結露防止の効果が高まります。日数が経過するとプラダンが少し反り返ってくるらしいので、1年くらい使ったら、突っ張り棒の位置を変えてもいいかもしれません。
実際に使ってみた感想
自分の部屋と寝室の窓をプラダンを使って二重窓にしてみました。以前は窓から冷たい空気が足下に降りてくるのが感じられましたが、二重窓にしてからはそのようなことがなくなりました。エアコンの設定温度も、以前はプラス2度にしないと部屋全体が暖まらない感じでしたが、今ではマイナス2度の設定にしていても、十分に暖かく過ごせています。
寝室の窓も、加湿器をつけているせいか、以前は朝起きるとびっしょりと結露していて、タオルで拭かなければいけませんでしたが、プラダンで二重窓を作ってからは、ガラス窓とアルミサッシ部分の結露は全く無くなりました。プラダンの表面が多少しっとりする程度で、水滴が垂れてくることもありません。これまで梱包用のプチプチなどで結露対策をしていましたが、プラダンを使った方がずっと簡単です。結露の問題は完全に解決したようです。