スーパー情報端末W-ZERO3をゲット!!

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昨年末に発売されて話題となっているWILLCOMの情報端末型PHS「W-ZERO3」をゲットしました。予約販売、抽選販売にはことごとく外れ、一時は入手をあきらめていました。ところが1月7日に偶然立ち寄った秋葉原のヨドバシカメラで「緊急入荷」との張り紙を見かけ、速攻で機種変更しました。

2週間ほど使っていますが、非常に満足しています。基本的にはWindows Mobile搭載のPDAですから、自分の好きなアプリケーションを入れて、カスタマイズして使うことができます。Palm、Pocket PC、Handheld PCも使ってきたPDAマニアの僕としては、心躍るデジタル・ガジェットです。

ふつうのケータイとして使うにはクセが強すぎますが、僕は「Outlookと同期させたPDA + ボイスレコーダー +  モバイル時のネット接続のためのモデム + キーボード付きの携帯メール端末」として活用しています。

→ 精悍なボディのW-ZERO3がぐりんぐりん回る販促ムービーはこちら

結局は標準アプリと標準フォントに落ち着く

スケジュールやToDO、アドレス帳など、僕はOutlookを使って管理しているので、情報を同期して持ち運べるのは非常に便利です。標準の予定表ソフトは週間表示や月間表示で予定の詳細が表示されないため一覧性に欠けます。そこで他の予定表アプリケーションなども使ってみたのですが、結局、動作が軽快な標準アプリに戻してしまいました。

レジストリエディタを使ってClearTypeを有効にすると、文字がなめらかに表示され、それだけで画面が見違えます。フォントを入れ替えて使う方法もあって、SHフォントを入れてみたところ、とても見やすくてよい感じでした。ただ、半角文字の表示などが一部おかしくなるため、現在は標準フォントに戻しています。

またWindows Mobileはアプリケーションを終了せずに切り替えるだけなので、たくさんのソフトを起動すると、あっという間に動作メモリが圧迫されてしまいます。アプリケーションの終了やソフトリセット機能を持つMagicButtonというタスクマネージャを使っています。

ボイスレコーダーと同期ソフト

半年ほど前から、ボイスレコーダーを常に持ち歩き、ちょっとしたアイディアやメモを録音しています。W-ZERO3にはWindows Mobileの標準の録音メモ機能もありますが、MP3形式で録音できるVITO SoundExplorerというアプリケーションを導入しました(シェアウェア 24.95ドル)。

サイドボタンをSoundExplorerの起動と録音開始ボタンに割り当てています。W-ZERO3をポケットから出し、サイドボタンを長押しして操作ロックを解除し、もう一度サイドボタンを押すとすぐに録音を開始できます。

また、MobSyncというソフトを使えば、任意のフォルダをW-ZERO3とPC間で同期できます。録音した音声ファイルや、撮影した画像ファイルなどを自動的に同期するよう設定しておけば、PCへの転送も楽ちんです。

PSP用充電・通信ケーブルでモバイル通信

出張時など、モバイル環境でのネット接続にはAirH”を使っています。以前は32kbpsの契約でしたが、機種変更のときに128kbpsの接続に変更してみました。最近のブロードバンド接続にはまったく及びませんが、確かに通信速度はあがっているようです。

W-ZERO3はUSB端子からの充電には対応していませんが、PSP用のUSB充電ケーブルが使えると聞き、さっそくMIYAVIX リトラクタブルケーブル・デュアルという製品を購入しました(980円)。1本のUSBケーブルの先が2またになっていて、通信端子と充電端子に接続します。巻き取り式なのでモバイルには最適です。これで本体のバッテリーを気にすることなく、ネット接続ができるようになりました。

フルキーボードで快適な携帯メール

ケータイのテンキーでパチパチと文字入力するのはとても苦手です。「いまつきました」、「えきのなかです」、「10ふん遅れます」などと入力するのが精一杯。ケータイのメールはほとんど使っていませんでした。

W-ZERO3はスライド式のフルキーボートを搭載しているので、少々の文章であれば、広い画面で快適に入力することができます。毎日の通勤時間を利用して、メールを気軽に入力できるのはいいですね。筆無精もこれで解消できるでしょうか。

カメラの画質は残念な感じ

133万画素のカメラが内蔵されていますが、マクロ撮影ができないという致命的な欠点があります。起動が遅いとか、画像の保存に時間がかかるとか、デジカメと比べると残念な感じです。ただ、メールに添付したり、blogに掲載したりといった用途であれば十分かもしれません。無音の音声ファイルを強引に上書きしてシャッター音を消せることなどは、ケータイ電話とはひと味違うところです。