書籍「復職支援マニュアル」が出版されます

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メンタルヘルス不調者の復職支援や、社内の体制づくりなどについて執筆した現場対応型 メンタルヘルス不調者 復職支援マニュアル』が出版されます(272ページ、1995円)。

本書は、従業員のメンタルヘルス対策に関わっている人事担当者、産業保健スタッフむけの解説書です。復職後1年後の再発率を45.8%から8.4%にまで減少させた復職支援の方法について、実践的なノウハウを多数収録しています。また、法的な視点から弁護士の向井 蘭氏に解説をいただきました。

本書の目次は以下の通りです。

  • 第1章:なぜ復職支援がうまくいかないのか
  • 第2章:確実に復職できる! 復職支援のコツ 6 つのステップ 
  • 第3章:産業医が選任されていない中小規模事業所向け 復職支援マニュアル
  • 第4章:社内の健康管理体制づくり 
  • 第5章:企業規模別 復職支援の体制づくりの実際 
  • 第6章:対応が難しい事例
  • 第7章:管理監督者むけ メンタルヘルス研修マニュアル
  • 第8章:法的リスクを犯さない メンタルヘルス不調者の復職支援への対応 

おすすめのポイント

第1章~第2章は、メンタルヘルス不調者の復職支援を成功に導くための実践的なコツを紹介しています。昨年に産業衛生学雑誌に掲載された「メンタルヘルス不調者の出社継続率を 91.6% に改善した 復職支援プログラムの効果」という論文や、人事担当者むけのセミナー、「東京大学大学院 職場のメンタルヘルスの専門家養成プログラム」などで紹介したた内容を、さらに具体的に説明したものです。

第4章~第5章は、メンタルヘルス不調だけではなく、従業員の健康管理の全般について、企業の規模や社内のリソースに応じて、どのような体制を作ればよいか、具体的に説明しています。また、キャリア相談やハラスメント相談などの他の相談窓口との連携についても解説しています。

第6章には「復職支援の困った場面」への対応をまとめました。例えば、なかなか病院を受診したがらない事例や、休業中に連絡が取れなくなる事例、休業中に遊び回る事例、復職が近づくと調子が悪くなる事例、復職後に体調が安定しない事例、アルコール依存症の事例、職場で問題となる行動を繰り返す事例、主治医と復職支援の足並みが揃わない事例、ハラスメントが関連している事例など、さまざまな事例とその対応について解説しています。

また、書籍に収録されている「メンタルヘルス不調者の復職支援マニュアル」「管理監督者向けメンタルヘルス研修マニュアル」は、本ブログからもダウンロードできます。あわせてご利用下さい。

実践的な内容になっています!

メンタルヘルス不調者の復職支援は、専門家がひとりで取り組むものではなく、事業所の産業保健スタッフ、人事担当者、職場の管理監督者などが力を合わせて達成するものです。本書のノウハウは、そうした現場の活動の積み重ねから生まれてきました。また、本書の内容をまとめるにあたり、東京大学大学院の職場のメンタルヘルス研究会(TOMH研究会)のご協力をいただきました。

本書は、こうした「復職支援のエッセンス」をぎゅっと1冊にまとめたものです。企業規模や社内のリソースに関わらず、どの企業でも実践できるよう、それぞれの企業規模に応じた取り組みが可能です。ぜひ、お役立ていただければ幸いです。

Amazonのページ「メンタルヘルス不調者 復職支援マニュアル」

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