Beyond Bullet Pointsメソッドを使ったプレゼン

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「Beyond Bullet Pointsメソッド」という、ストーリー性を重視したプレゼンの構成法を試してみました。

あ〜、終わった終わった!! 今日は慣れない仕事ばかりでとても疲れました。午前中は社員向けの「アサーション」講習、午後からは関連会社さんに「効果的なメタボリックシンドローム対策」についてプレゼンテーション。特にメタボリックシンドローム対策のプレゼンは、ここ1ヶ月半ほど、保健師さんや衛生管理者さんといっしょに練り上げてきた力作です。苦労のかいあって、手応えのある反応が得られました。

今回のプレゼンは「Beyond Bullet Points」という指南書を参考に作ってみました。この本には「箇条書き(Bullet Points)のスライドを読み上げるだけのプレゼンは退屈で、何も伝わらない。何をどのように伝えたいのか、しっかりとストーリーを組み立てることが大切だ」と書かれています。

例えば、「発表する内容をスライド画面に書くのではなく、PowerPointの『発表者ノート』に書いて口で説明する。発表者ノートを印刷すれば詳細な配布資料となるので、プレゼンの後で配付しよう。」と提唱されています。こうするとスライドの内容がシンプルになって、発表者のほうに注目が集まるんだそうです。


Beyond Bullet Pointsメソッドで作成したスライド。
読み上げるのではなく、語りかけるプレゼンテーション。

プレゼンの後、参加者からは「ストーリーの筋が通っていてわかりやすかった」、「シンプルな画面と、話す内容とがきちんと一致していて、印象的だった」など、好意的な反応を頂きました。この本の副題のとおり、参加者を「Inform, Motivate, and Inspire」するプレゼンテーションができたかなぁと思います。

うちの会社の産業医の仕事は個人面談が中心なので、こういったプレゼンテーションをする機会は、ほとんど無いんですよね。場数を踏まないと上達しないので、チャンスがあればぜひやってみたいとか考えていたら、さっそく来月に別の講演を頼まれてしまいました。今回はWindowsのPowerPointを使ったので、次回はMacのKeynoteを使ってみようかしら。