Windows XPで美しい文字を手に入れろ!

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Windows XPの特長のひとつに、文字をなめらかに表示するClearTypeという技術がある。画面の可読性が上がれば生産性の向上にもつながる。Windows 2000とWindows XP、また全画面にわたって文字のアンチエイリアスを行っているMac OS Xの Safari ブラウザーの表示と比較してみる。

Windows XPでClearTypeを有効にする手順

  1. コントロールパネル > 画面 > デザイン > 効果と開く。
  2. 「次の方法でスクリーンフォントの縁を滑らかにする」をオンにする。
  3. リストが「ClearType」になっているか確認する。
  4. OKボタンを押せば完了。
  5. さらに追加として、使用している液晶モニタでもっともきれいに見えるよう、こちらのページで設定しておくと最適な設定となる。

Windows XPの小技 : 画面全体にClearTypeを使う

  1. コントロールパネル > 画面 > デザイン > 詳細設定 を開く。
  2. 各部分に使用されるフォントをTahomaに変更する。
  3. 英数字の部分にClearTypeが適用されるようになり、画面が見やすくなる。

■Windows XPで美しい画面表示を手に入れろ

ついこの前Windows 2000をクリーンインストールしたばかりのマシンに、Windows XPを上書きインストールした。以前のように動作が重くなるのではないかと心配していたが、今のところWindows 2000のときと変わらず快適に動いているようだ。

Windows XPでは新しいユーザーインターフェースが採用され、見た目はずいぶんと変わっているが、使ってみた感じはWindows 2000とあまり違いはない。むしろ「動作が重くなる」とWindows XPのユーザーインターフェースを嫌う人もいるくらいだ。では、僕がなぜわざわざWindows XPをインストールしたのかというと、それはただひとえに「美しいフォント」を表示するためなのだ。

■ClearTypeの仕組み

ディスプレイに表示した文字のギザギザの部分をなめらかに補間する技術を「アンチエイリアス」という。Windows XPに搭載されているClearTypeは、従来のアンチエイリアス処理をさらに一歩進めたものだ。

ディスプレイを虫眼鏡で拡大すると、赤・青・緑の小さな点が規則正しく並んでいるのがわかる。従来のアンチエイリアスは1ピクセルごとに補間処理を行っていたが、ClearTypeではこの赤・青・緑の小さな点ごとに処理を行い、見かけ上の解像度を向上させているのだ (そのため、特に液晶ディスプレイでClearTypeは最も効果を発揮する)。

Windows XPの特長となる優れた技術であるClearTypeも、どういうわけだかデフォルトでは無効になっている。ClearTypeを有効にするには、コントロールパネルから画面 > デザイン > 効果と開き、「次の方法でスクリーンフォントの縁を滑らかにする」のチェックボックスをオンにする。リストが「ClearType」になっているか確認しよう。また、使用している液晶モニタでもっともきれいに見えるよう、こちらのページで設定しておこう。

■ClearTypeで年間2000ドルも得をする!?

わざわざWindows XPをインストールしてまで、このClearTypeを手に入れる価値があるのだろうか? 実際の画面を見ていただきたい。左がWindows 2000 (あるいはWindows XPデフォルト)の表示例で、右はWindows XPでClearTypeを有効にしたときのものだ。日本語フォントには変化がないが、欧文フォントにはClearType処理が施され、とても読みやすくなっている。

画面の文字が読みやすければ、PCを使った作業も快適なものになる。「画面の可読性が約10%上がるため、ClearType技術により年間2000ドルの利益が得られる」という試算が、Webユーザビリティーの分野で定評のあるJakob Nielsen博士のコラムで紹介されている。

■Mac OS Xでのすばらしい画面表示

Windows XPのClearTypeはフォントの一部に対して適用されているだけだが、日本語の文字も含めて画面全体にアンチエイリアス処理を行い、もっとも成功しているのがAppleのMac OS Xだろう。Mac OS XのウェブブラウザSafariでWebページを表示した結果を見せてくれるiCaptureというサービスを用いて、このサイトを見てみよう。

(画像をクリックすると全体を表示)

どうだろうか。ああ、もうため息しか出ない。この画面のためならMacでも何でも買ってやる! と、つい早まってしまいそうだ。アンチエイリアス処理を行うと、少し文字がボケてしまう印象があるが、今後、さらにPCの性能が上がり、液晶パネルの解像度が向上すれば、PCの画面は印刷物にもっと近づいていくのかもしれない。

■Windows XPの小技 : 画面全体にClearTypeを使う

コントロールパネル > 画面 > デザイン > 詳細設定 を開いて、Windows XPのユーザーインターフェースに使われるフォントをTahomaに変更すると、メニューなどの英数文字の部分にClearTypeが適用され、画面が見やすくなる。

@IT : 文字表示をなめらかにする新技術ClearTypeMicrosoft : ClearTypeの解説と設定(英語)Microsoft : ClearTypeの表示カスタマイズ(英語)Jakob Nielsen博士のAlertBox 「消耗品からの脱却」(2003.2.3)Mac OS XでSafariを用いた表示結果を画像に変換 iCapture